採寸・取付け方法
採寸方法
窓枠採寸の方法。天付けと正面付けと施工の種類に応じた解説をいたします。ご希望の取付け方法をご選択ください。
窓枠の内側に取付け(天付け)
窓枠の中に収める取付け方法です。部屋の内側に製品がはみ出してくるのが気になる場合、窓枠の奥行が確保できるときには、最適な取付方法です。
まず、ウッドブラインドの取付け金具が収まるかどうか確認するために、窓枠の奥行きを測定します。この時、
35mmスラットを検討の場合:5cm以上
50mmスラットを検討の場合:7cm以上(6cm以上で取付けは可能。ただし金具がはみ出ます)
の奥行きがあることをご確認ください。不足している場合は、ウッドブラインドが窓枠よりはみ出た状態となりますのでご注意ください。
窓の外枠に取付け(正面付け)
窓枠にウッドブラインドを取付け、窓枠の存在を消す方法です。
この取付方法で注意が必要な点は、窓枠の厚み(幅)です。窓わきに直接ウッドブラインドの取付け金具をねじ 止めしますので、ある程度の厚みがないと、窓枠に割れ等が発生する可能性があります。下穴をあける、添え木をして補強する、ネジを交換するなど、窓枠の厚 みや素材に応じた取付け方法の変更を考慮する必要があります。参考として、
35mmスラットを検討の場合: 3.5cm以上
50mmスラットを検討の場合: 3.5cm以上
の、厚みが有れば比較的簡単に取り付け可能です。
窓枠の天付け
窓枠を覆うように窓枠の上にウッドブラインドを取付ける方法です。ここで紹介する取付け方の中でもっとも窓の存在を消すことができる取付け方法となります。ただし、取付ける場所が壁ですので壁側に十分な強度があることが条件となります。
また、窓枠の突出し量が1cmを超える場合には、壁と取付け金具との間にスペーサが必要となります。取付け金具と同じ大きさの木片等を、別途ご用意ください。(ホームセンタ等の端物コーナーで木片が格安でお買い求めできるかと思います。)
窓枠全体の高さと幅を測定しましょう。この寸法がウッドブラインドのサイズを決める基準となります。
指定の幅: 測定値 + お好み(左右のはみ出し・余裕分)
指定の高さ: 窓枠全体の高さ(高さ1) + 取付け金具の高さ5cm(高さ2) + お好み(上下の余裕分)
ウッドブラインド指定幅の求め方
<1つの窓に1つのウッドブラインドを取付けるとき>
一つの窓枠に、一枚のウッドブラインドを取付ける際には下記の式に従って、ウッドブラインド幅の目安をを決めていただけます。
測定した窓枠の幅(cm) ー 1(cm) = ブラインドの指定幅(cm)
なお、ここで求める指定幅は、ヘッドボックスとスラットの幅となります。製品の総幅は指定幅+1cmとなりますのでご注意ください。
<1つの窓に複数のウッドブラインドを取付けるとき>
一つの窓枠に、複数枚のウッドブラインドを取付ける際には下記の式に従って、ウッドブラインド幅の目安をを決めていただけます。
なお、ここで求める指定幅は、ヘッドボックスとスラットの幅となります。製品の総幅は指定幅+1cmとなりますのでご注意ください。
実際に計算してみましょう。
《例 1》
《例 2》
取り付け方法
1.取り付け作業の前に
箱の中身を確認して、取付けの準備をします。
また、バランスの準備もしましょう。
2-1.取付方法 天付け(窓枠の内側に取付け)
窓枠の内側にウッドブラインドを取付ける形です。
幅と高さの調整が必要ですが、窓枠の奥行が十分確保できる場合は、
スタイリッシュにウッドブラインドを取付けできます
2-2.取付方法 正面付け(窓枠の外側に取付け)
窓枠全体を覆うように取付けるのが正面付けです。
ウッドブラインドを設置することにより窓枠が隠れるので、外観がシンプルになります。
調整をあまりしなくてもよいという特徴もあります。